みんなと同じが苦手な子

執筆者 | 2月 26, 2020 | 発達障害 | コメント0件

娘が小学校2年生の時に、ADHD(注意欠陥・多動症)の診断を受けました。WISC検査を受けるまで、受けた後の事を紹介してます。
Azu

このBlogの筆者

発達障害ってなに?

数の概念がどうしても理解できない、授業中に校庭に遊びに行ってしまう…など、どうしても集団生活に参加できない子や、普段の生活が上手く行かない子など、学校や家庭で困りごとがある子は、希望すれば検査を受けることが出来ます。

ただ、これは環境によっても変わりますし、担任の先生との相性によっても左右されやすいです。周りの理解があれば、「個性」として終わる場合もあります。発達障害かどうかの線引きは、とても難しいモノではないかと思います。

一番よく接している親が感じる違和感や、先生からの何らかのメッセージがある場合は、一度相談して見るのがいいかもしれません。我が家も、そうしたものがあり、相談しました。何もなかったらスッキリしますし、何かあったら、それに応じた対応を考えて行けばいい…。モヤモヤする状態をハッキリさせることが出来ます。

サポート体制は、各都道府県や住んでいる市町村によって変わってくると思いますので、調べて見るといいかもしれませんね。

  • 各学校サポート員による教育相談
  • 発達障害医療機関(発達障害の診断・治療を専門としている小児科、児童精神科)
  • 保健センターや子育て支援センター

などの相談事業などあるんじゃないでしょうか。

LD(学習障害)

知的な遅れはないのに、「読み」「書き」「計算」など特定のことだけが苦手なことがあります。文字が読めなかったり、ノートをとることがうまく出来なかったり、繰り上がりの計算だけが出来なかったりします。本人は、頑張っているのですが、「努力不足」と誤解されやすいです。

脳の機能障害なので、どんな方法だと理解しやすいか、伝わるのか、その子に応じた環境作りが必要です。

ASD(自閉症スペクトラム症候群)

対人関係のコニュニケーションの困難さや、こだわりの強さがあります。自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群と呼ばれることもあります。

  • 空気が読めずに発言し、ひんしゅくを買ってしまう
  • 視線があいにくい
  • 自分の好きなことには饒舌になる
  • 集中しすぎて周りが見えなくなる
  • 予想外のことが起きるとパニックになる
  • 表面的な会話は問題ないが、親密な関係を築けない

生きづらさを感じることもありますが、「人の意見に流されない」「好きなことへのこだわり」「集中力」など、その子の特性を伸ばすサポートが大切になってきます。

ADHD(注意欠陥・多動症候群)

「忘れっぽい」「落ち着きがない」「衝動的に行動する」といった特徴があります。子供は、そもそも落ち着きのないものです。ただ年相応に、自分の行動をコントロールできない、物事に集中できない、など学校や家庭で困りごとが出てくる場合があります。

気になる原因を減らしてあげる、環境作りがその子の手助けになります。

WISC検査ってなんだろ

では、早速WISC検査ってどんな物なのか簡単に紹介していきます。最初に言っておきたいのですが…

この検査が、障害を決定する訳ではないです。相談機関の医師が、総合的に判断して診断を下されます。

WISC検査は、「言語理解」「知覚推理」「ワーキングメモリ」「処理速度」の4つを指標を得点化します。その得点から得意なことと苦手なことを知る検査です。

検査項目

言語理解:言葉の理解(類似、単語、理解)

知覚推理:目で見た情報を処理する(積木模様、絵の概念、行列推理)

ワーキングメモリ:聞いた情報を一時的に記憶しておく(数暗、算数)

処理速度:決められた単純なことを素早くこなす(符号、記号探し)

IQ:同年代の集団の平均値を基準として出す数値

WISC検査の数値結果からわかること

我が家の場合

言語理解:109

知覚推理:82

ワーキングメモリ:88

処理速度:113

IQ:98

よく耳にするのでIQに目が入ってしまいがちですが、IQよりも4つの指標のバランスをみます。処理速度と知覚推理の点差は31点もあります。このアンバランスが困りごとをうむようです。

言語理解とワーキングメモリ

言語理解は、109と比較的に高いので日常生活で会話をすることには困りごとはないようです。ただ、ワーキングメモリが低いので、会話の内容を記憶しておくことは、苦手であるとわかります。

娘の場合は、耳から入ってくる情報よりも目から入って来る情報が記憶しやすいようです。

結果

  • 学校の授業の中で、先生の言っていることは理解できるが、その内容をすぐに忘れてしまい、話を聞いていないように勘違いされてしまう。
  • 友達と会話をしている時、どんどん話が進んでいき、どんな会話をしていたのか記憶ができず、同意や意見を求められたときに返事に困ってしまう。

知覚推理と処理速度

知覚推理は低いので、視覚から入った情報を処理して体に伝える力は弱いです。処理速度は、比較的高いので決められた物事をこなしていくことは得意なようです。

結果

  • みて覚えるは多分苦手。人の真似っこをして上達するカメレオンタイプではない。不器用
  • 字が汚い、字を書くのがとても早い
  • 絵を描くのが苦手
  • 相手の表情などから、感情を読み取ることが苦手。空気を読むのが苦手
  • 自分で考えて行動することが苦手なので、次の行動を何度も確認してしまう

検査をすることで、どんなことに困りごとを抱えているのか少しだけ見えてきます。ついつい、イライラして叱ってしまうこともありますが、特性をしっかりと理解して、サポートできるように、筆者も日々成長しなければなりません。

環境を整えよう

最近は、メディアでの発信、当事者の方々の声、などを通して発達障害という言葉が広く認知されてきているように思います。先日は、小学生の子どもを対象に、発達障害を取り上げた特集が、読売KODOMO新聞に記載されていました。TOP記事で”こういう友達いないかな”と発達障害を題材にした特集です。こんな子もいるんだ!と違いを認め、子供たちにも身近なモノだと感じてもらえるといいですね。

我が家は、娘の困りごとに、その都度サポートできるよう家族で取り組んでいます。うまく行かなくて衝突してしまうこともありますが、コツコツと一つでも減らしていくことを目標に頑張ってます。

 

Azu

Azu

このBlogの筆者

はじめまして、このブログの筆者のazuです

子育て中心の毎日で、夫、娘、息子と小さなお家で暮らしています。小学5年生の娘が2年生時に、ADHD(注意欠陥・多動症)と診断されました。娘の困りごとを減らそうとアレコレやっています。

以前は、社会福祉士として児童施設で働いてました。仕事での経験も生かしながら、日々の生活の中で感じたことを中心に記事UPしています。

関連記事

楽天で商品をみる